F.P.ジュルヌ、トゥールビヨン・スヴラン20周年を垂直トゥールビヨンで祝う

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2019年はフランソワ-ポール・ジュルヌと彼のマニュファクチュールにとって特別な年となった。ブランド設立20周年と、アイコニックモデルのトゥールビヨン・スヴラン発表から20周年の年でもあるからだ。
今回は、2019年にジュネーブで発表された「トゥールビヨン・スヴラン・ヴァーティカル」についてお伝えする。
Originally published on watchtime.com
Text by Logan R.Baker

トゥールビヨン・スヴラン・ヴァーティカル

「トゥールビヨン・スヴラン・ヴァーティカル」。手巻き(Cal.1519)。32石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約80時間。プラチナまたは18Kローズゴールド(直径42mm、厚さ13.60mm)。アリゲーターストラップ。プラチナモデル2760万円(税別)、18Kローズゴールドモデル2716万8000円(税別)。


 トゥールビヨン・スヴランは1999年に発表されて以来、常にF.P.ジュルヌのカタログに掲載されてきた。初期モデルは20本の限定モデルでコンスタントフォースに貢献するルモントワール機構を備えていた。2003年には更新モデルがナチュラル・デッドビートセコンド機構を加え、2004年以降は18Kローズゴールド製のムーブメントへと変更されている。




Cal.1519

ローズゴールド製トゥールビヨン・スヴラン・ヴァーティカルのケースバック。

 このトゥールビヨン・スヴランの誕生20周年を記念して、F.P.ジュルヌはケージが従来の水平式ではなく垂直式になっているトゥールビヨンを開発した。ルモントワール機構とデッドビートセコンドを搭載したこの垂直式トゥールビヨンは、従来の1分間で1回転するものとは異なり、30秒で1回転するようになっている。フランソワ-ポール・ジュルヌによると、この垂直式の利点は「トゥールビヨン機構が水平に置かれているときにも、また横向きに置かれているときにも安定感が出る。その結果としてフォールディングバックル装着時に時計を横にするときも、尾錠装着時に水平にするときにも歩度が同じになる」ようにということであった。



垂直トゥールビヨン

垂直トゥールビヨンの拡大画像。

 トゥールビヨンケージの周囲には円錐型のミラーポリッシュを施したリングが光を集め、ケージの姿を映し出している。もうひとつの反射効果を持つパーツがムーブメント側にも採用され、さらにトゥールビヨンケージに光を与えている。18Kローズゴールド製の地板はクル・ド・パリ様式のギヨシェが施され、ブランドで初めて採用するグラン・フー・エナメル製の3時位置の文字盤と組み合わされている。トゥールビヨン・スヴラン・ヴァーティカルは約80時間のパワーリザーブ表示を12時位置に、スモールセコンドを6時位置に、ルモントワール機構は7時位置に設けている。

 ケース直径は42mmで、1モデル前のトゥールビヨン・スヴランより2mm大きくなっている。F.P.ジュルヌは、今回の新しいトゥールビヨン・スヴラン・ヴァーティカルが、既存のトゥールビヨン・スヴランと徐々に入れ替えになっていくと発表している。



Contact info: F.P.ジュルヌ東京ブティック Tel.03-5468-0931


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