OMEGA(オメガ) 2019新作一挙公開!

時計特集

アポロ11号の月面着陸から50周年を迎える2019年は、共に月に行き、“ムーンウォッチ”の名声を得たオメガにとって特別な年だ。スピードマスターには手巻きのマスター クロノメーター(!)が加わったほか、完全復刻なったCal.321もお披露目された。しかし、ほかのモデルも、同じ程度に意味を持つ。今やオメガは、ムーブメントだけでなく外装にもフォーカスするようになった。結果、2019年の新製品は本来ならこの価格帯では望むべくもない、優れた文字盤やケースを持つに至った。好例は「シーマスター アクアテラ ワールドタイマー」だ。

シーマスター アクアテラ ワールドタイマー


シーマスター アクアテラ ワールドタイマー

オメガ「シーマスター アクアテラ ワールドタイマー」。自動巻き(Cal.8938)。2万5200振動/時。SS(直径43mm)。予価95万円(税別)。

以前、Ptで発表された限定版がレギュラーモデルとなった。基本スペックは従来に同じだが、文字盤中央の地球儀がエナメルからエッチングで加工したチタンに変更され、外周を支える枠も、サファイアクリスタルからヘザライトに変更されている。直径は43mmもあるが、装着感は意外に悪くない。日付表示は単独で早送りできないが、時針の単独修正機能に連動しており、操作感はかなり良い。

シーマスター アクアテラ ワールドタイマー


スピードマスター アポロ11号 50周年記念 リミテッドエディション


スピードマスター アポロ11号

オメガ「スピードマスター アポロ11号 50周年記念 リミテッドエディション」。手巻き(Cal.3861)。26石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。18Kムーンシャインゴールド(直径42.0mm、厚さ13.08mm)。世界限定1014本。371万円(税別)。

すでにメディアで取り上げられた本作。重要なのは、マスター クロノメーター化された手巻きムーブメントを搭載したことにある。オメガの技術陣は、ニヴァロックス・ファーなどと共同でCal.1861のマスター クロノメーター化に着手。15の部品を非磁性の素材に替えることで、1万5000ガウスもの耐磁性能を確保した。なお、ケースとブレスレットの素材は、パラジウムの含有量を増した18Kムーンシャインゴールド。酸化しにくく、また色味も既存の18KYGに比べて明るい。

スピードマスター アポロ11号


Cal.3861


Cal.3861

Cal.3861

Cal.1861のマスター クロノメーター版。脱進機をLIGAで製造されたコーアクシャルに改めたほか、ヒゲゼンマイはシリコン製に、また緩急装置はフリースプラングとなった。加えて、時計好き待望のストップセコンド機能が追加された。オメガの技術陣いわく、「本作には簡素化された2層のコーアクシャルではなく、3層のコーアクシャルを搭載した。形状の変更に伴い、Cal.1861への搭載が可能になった」とのこと。加えてテンワの慣性モーメントを24mg・㎠に増やした結果、静態精度は現在の-1秒~+11秒以内から、0秒~+5秒以内に改善された。また、香箱の変更に伴い、クロノグラフ使用時でもパワーリザーブは最低50時間あるとのこと。

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