米国ロックバンドKISS、ポール・スタンレーが選ぶ腕時計は?

時計特集

一流のセレブたちは一体どんな腕時計を選ぶのか? 世界のセレブたちのプライベートなワンシーンを切り取り紹介する連載コラム「セレブウォッチ・ハンティング」。今回は米国ロックバンド・キッス(KISS)のフロントマン、ポール・スタンレーが選ぶ腕時計を紹介しよう!

ポール・スタンレー

Photograph by Getty Images

ポール・スタンレー(キッス/ボーカル&ギター)

 1973年にアメリカで結成された4人組のロックバンド、キッス。デビューからオリジナルメンバーのジーン・シモンズとともにボーカル&ギタリストとしてバンドを率いてきたのが、フロントマンのポール・スタンレーだ。
 今回紹介する1枚は、2018年にスポーツブランド、プーマとのコラボレーションスニーカーを手掛けた彼の姿である。手に持つゼブラ柄のスニーカーは彼のデザインだ。ポールのバイオグラフィーを確認すると、高校時代にはニューヨークで商業デザイナーになるべく美術学校に通っていたと記されている。また、これまでに彼が描いた絵画は売上高1000万ドルを超えるとか。そんな側面を持つ彼の選ぶ1本にフォーカスしてみよう。

デイトナ

 写っているのはロレックスのオイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナだ。色合いやデザインから、おそらく2007年頃から作られたエバーローズゴールドのブレスレットモデルと推される。

 タキメーターが刻まれたベゼルを備える手巻きクロノグラフとして1963年に誕生したコスモグラフ デイトナ。今では世界で最も人気が高い腕時計のひとつだ。これまでの大きな変遷をたどると、1988年より振動数を2万8800振動/時に抑えたゼニスのエル・プリメロを搭載して自動巻きとなり、2000年からは自社開発ムーブメントの自動巻きクロノグラフキャリバー4130を搭載してる。これ以降ロレックスに搭載されるムーブメントはすべて自社製となっており、その先駆けとなった時計だ。ポール・スタンレーの着用モデルには、2000年以降の新型デザインの特徴のひとつである、ぷっくりとした形状のインデックスが鮮明に映る。
 エバーローズゴールドはロレックスが開発した独自の合金だ。従来のピンクゴールドが時間の経過とともに褪色してしまうのに対し、エバーローズゴールドはプラチナを加えることで、絶妙なニュアンスの色味を長く保つ。

 現行モデルでは、ブラック モノブロック セラクロムのタキメーターベゼルや、ダイヤモンドインデックスを組み合わせたものの展開がある。

ロレックス
「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」

コスモグラフ デイトナ

ダイヤモンドがセットされたアワーマーカーを備える「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」。Ref.116505。自動巻き(Cal.4130)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。18Kエバーローズゴールドケース(直径40mm)。100m防水。18Kエバーローズゴールドブレスレット。

コスモグラフ デイトナ

ブラック モノブロック セラクロムベゼルを備える「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」。インデックスには青色に発光する蓄光塗料のクロマライトを塗布する。Ref.116515LN。自動巻き(Cal.4130)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。18Kエバーローズゴールドケース(直径40mm)。100m防水。エラストマーストラップ。


 キッスのデビューアルバムがアメリカで発売されたのは1974年のこと。白塗りのメイクと重たい衣装をまとい、孤高のスタイルを貫いて45年以上もの間ステージに上がり続けた。ジーンは2019年で70歳の、ポールは67歳の誕生日を迎えた。同年1月にカナダで幕を開けた最新ツアーは『END OF THE ROAD WORLD TOUR』と銘打たれ、彼らはこのライブをもって引退を表明している。
 アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドを経たツアーはまもなく日本上陸を果たし、12月8日より仙台、東京、福岡、大阪、名古屋を回る。伝説の幕引きは多くの人の目に焼き付き、語り継がれていくだろう。




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