最高峰エベレストまで「ビバーク9000」で高度計測可能に 

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 2017年に創業280周年を迎えたファーブル・ルーバ。2011年にタタ・グループの手で再生してからハイスペック機を打ち出し続けてきたが、「ビバーク9000」は、その最新の成果とも呼べる。本モデルがいよいよ日本でも発売された。

 嫌気性カプセル内に密閉された気体の体積変化を読み取り、高度表示に置き換えるアネロイド高度計を備えた「ビバーク9000」により、機械式腕時計で9000mまでの高度測定が可能となった。地上の最高峰であるエベレストが海抜8848mであるため、つまりこの時計で地上において高度測定できない場所は存在しないということになる。
 このモデルの原点は、1962年にファーブル・ルーバより発表された同社「ビバーク」にある。これは当時、世界で初めて気圧計・高度計を搭載した腕時計だった。その名を受け継ぐ最新作は、センターの赤い針や14角形のクッションケース、特徴的なインデックスまで、そのオリジナルのデザイン要素を継承し、かつてのファーブル・ルーバらしさを漂わせている。

 センターの赤い針は双方向回転ベゼルの目盛りを指して高度を示す。これは3000mごとに1周し、3時位置のサブダイアルと連携して、9000mまでをカウントする。12時位置ではパワーリザーブを表示。ケース内への大気誘導が不可欠となる機構でありながら、30m防水も確保した。
 凄みを増す新生ファーバル・ルーバの実力を味わってみたい。

ファーブル・ルーバ「ビバーク9000」。手巻き(Cal.FL311/EMC 3903Mベース)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。Ti(直径48mm、厚さ18.7mm)。30m防水。アンテロープレザーストラップ。85万円(税別)。




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