松山猛のバーゼル日記【3月20日】晴れ

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バーゼル日記3月20日 晴れ

 バーゼル到着の19日の日のうちにエントリーを済ませ、プレスバッジを受け取ったあと、ロッカーの鍵を手に入れておいたので、20日の午前中は少し時間に余裕ができた。

 オープニング初日は正午にならないと我々プレスは入場ができないので、久しぶりにバーゼル市立美術館に出かけてみた。そこにはシャガールやピカソ、レジェなどの近代の絵画の名作がたくさんあり、眼福をいただいてからフェアに望むことにした。

 正午に会場に戻り、まずは新しくなったプレスルームに向かうと、そこには世界各国からのメディア関係者、時計ブロガーなどがすでに詰めかけていた。その中にはたくさんの旧知の人々がいたので、やあ、やあ久しぶりと和気あいあいに挨拶をしあう。みんな今年はどんなフェアになるのかとテンションが上がっているようだ。

 プレスルームのバーには温かいポテトのスープやサンドイッチが用意されているので、軽いランチをいただいて、今日一番目の取材予定の“ウブロ”のプレスカンファレンスがある2号館の会場に向かうとすでに満員の状態で、ウブロの人気が熱気となって伝わってくる。
 会場のあちこちにはフェラーリの新車やF1レーシングカーが何台も展示されていた。
 ウブロ社をジャン-クロード・ビバー氏から引き継いだ、リカルド・グアダルーペ氏が壇上に上り新作の発表が行われた。

 今年はウブロのオフィシャル・パートナーであるフェラーリ社が創業90年ということで、それにちなんだ新しいデザインの時計、ビッグ・バン・スクーデリア・フェラーリ90thアニバーサリーと、もうひとつ全く新しいデザインコンセプトによるクラッシック・フュージョン・フェラーリGTというモデルが紹介された。
 これはフェラーリ社のデザインチーム“チェントロ・スティーレ・フェラーリ”とのコラボレーションによる作品で、そのデザイナーのファビオ・マンゾーニ氏の説明によると、デザインの基調となったのは1950年代のフェラーリ社製グラン・ツーリズモ・カーの持つ、曲線の美しさなのだという。その流麗なケースにウブロ自社開発のウニコ・ムーブメントという、ふたつのインダイアルを持つクロノグラフムーブメントが搭載されているということだ。
 その近未来的なケースデザインやアクセントにあしらわれたフェラーリ・レッドが印象的で、時計や車に興味を持つ人々を熱狂させるに違いない。

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