松山猛のバーゼル日記【3月24日】晴れ ブライトリング

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バーゼル日記3月24日 ブライトリング

 ブライトリングからは今年もパワフルな新作が展開されていたが、僕が一番心惹かれたのはプレミエ B01 クロノグラフ 42 ノートンエディションというモデルだった。
 ノートンといえばイギリスを代表するモーターサイクルで、マン島のレースをはじめ様々なオートバイレースで、たくさんのチェッカーフラッグを潜り抜けた、レーシングバイクのヒーローだ。
 航空時計のブライトリングから、今や陸、海、空とその得意分野を広げるようになったわけだが、そのうちの陸の世界の時計として今年作られたのがこのノートンモデルである。

 かつてイギリスには素敵なバイクを作るメーカーがたくさんあった。このノートンをはじめとして、トライアンフ、ロイヤルエンフィールド、BSA、アリエルなど、それぞれ個性的なバイクだった。
 ノートンを愛した有名人に、医学生時代のチェ・ゲバラがいる。彼は愛車の1939年製ノートン500を“ザ・マイティー・ワン”と名付け、友人とともに南米の旅に出かけた。のちに『モーターサイクル南米旅行日記』という一冊の書物を書き、その物語は映画化された。

 ノスタルジックなデザインのこの二つ目のクロノグラフはステンレス・スティール・ケースに黒い文字盤、そしてシルバー・サブダイアルとインサイド・ベゼルという、クラッシックないでたちだ。それがまた程よいヴィンテージ感を醸し出している。
 そしてベルトはナチュラルなブラウン・オーランドと呼ばれるレザー製で、その質感もどこか懐かしい雰囲気を持っている。
ナビタイマー1 B01からはエアライン・エディションと呼ばれるシリーズが誕生、SWISS AIRやTWA、そして懐かしのPANAMの三社がえらばれた。

 インパクトのあるオレンジと鮮やかなブルーで、タキメーターのリングなどを彩っていて軽快な印象を与えてくれる。これにはミラネーゼスタイルのオーシャン・クラッシック・ブレスレットとレアー・バンドが用意されているので、好みのものが選べる。これからの湿度が高く暑い日々が続く季節にはメタル。ブレスレットをつけ、秋になったらレザーに変えるというのもいいかもしれない。

 新しいコレクションの充実ぶりにはCEOのカーン氏も満足しているようで、久しぶりの僕との再会にもご機嫌だった。

 

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