チャペックよりフランケエナメルダイアルを用いた「ケ・デ・ベルク サファイア・ブルーS」が発売

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チャペックより、ダイアルにフランケエナメルを採用した「ケ・デ・ベルク サファイア・ブルーS」が数量限定100本で発売される。

チャペック「ケ・デ・ベルク サファイア・ブルーS」

ケ・デ・ベルク サファイア・ブルーS

チャペック「ケ・デ・ベルク サファイア・ブルーS」
全体的なまとまりの良さは、チャペックとパートナー達との関係をそのまま表しているかのようだ。100本の限定生産であるが、年間生産数はわずか15本である。加えて、ジュネーブにある同社のブティックか、認定販売店でのみの販売となる。手巻き(Cal.SXH1)。2万1600振動/時。パワーリザーブ約168時間。SS(直径38.5mm)。5気圧防水。世界限定100本。260万円(税別)。

パートナーとの共同開発によって生まれた新しいブルーダイアル

 フランケエナメルとは、ギョヨシェ彫りの上に透明のエナメルを施す技法である。チャペックはこの技法を用いるにあたり、ブランドの顔ともいえる独自のリコシェパターンの上に濃い「モアレ」ブルーエナメルを塗布することで、独特のブルーダイアルを作り上げた。

 この美しいダイアルの実現には、チャペックの他に2社のパートナーの存在が欠かせない。リコシェパターンをダイアル上に刻み込むのは、創業1928年の老舗文字盤メーカーであるメタレム社だ。リコシェとは「波の干渉」パターンのことであり、水切りの波紋にインスピレーションを得たものである。また、このモデルの最大の特徴でもあるブルーエナメルの塗布と焼成を担ったのは、ドンツェ・カドラン社である。同社は、かつて失われつつあったエナメルの技法をアンティークウォッチの修復通じて現代につなぎ止め、今日では数多くのブランドのエナメルダイアルを手掛けている。

ケ・デ・ベルク サファイア・ブルーS

チャペックがシェアホルダーやコレクターの助言を受け、ドンツェ・カドラン社と共に生み出したサファイアブルーのダイアル。ブルーダイアルは近年さほど珍しくはないが、その独特の色合いは、未来を感じさせる新しいブルーだといえるだろう。

 その他、ケースに使用される強靭なXOスチールは、スチール生産のスペシャリストであるモンタンシュトール社によるものであり、搭載されるムーブメントは、クロノード社と共同開発した約7日間(=約168時間)のロングパワーリザーブを誇る手巻き式である。

 多くのパートナーと協同しながらも美しくまとまった時計を生み出すことができるのは、他業種と積極的に融合し共同する、チャペックのオープンさがあってこそ実現できたものと言えるだろう。


Contact info: ノーブル スタイリング Tel.03-6277-1604


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